2012年06月

2012年06月25日

市場価値データバンク

市場価値データバンクは、150社50万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。

※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして高い評価を得ております。
MVAに関する説明は
こちら

 

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今週のトピックは、

~立ちはだかる情報化社会~

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現代社会の特徴として「グローバル社会」と共に「情報社会」が挙げられます。昨今のビジネスパーソン、そして企業経営者は情報というものを効率よく収集し、そして上手く活用するということができているでしょうか?今回は情報の価値を再認識できる記事を紹介したいと思います。

 

ビッグデータで広がる革命―日本IBM社長イェッター氏(世界ICTサミット)―

 

12日開幕した「世界ICT(情報通信技術)サミット2012」では、独SAPのジム・ハガマン・スナーベ共同最高経営責任者(CEO)と、日本IBMのマーティン・イェッター社長がそれぞれ講演した。両氏は技術革新が転換点に差し掛かっているとし、企業などが蓄積する膨大なデータ「ビッグデータ」の活用が経営判断に重要な役割を果たすとした。

 

イェッター氏は講演で、今後の企業経営ではデータの扱いが重要になると指摘。具体的には音声や画像、文字、動画などたくさんの種類と量のデータを集め、それが正確なものであるかを見極めた上で素早く分析し活用できるかで活用できるかで「より賢い計画を立てられるようになり、マーケティング戦略にもインパクトを与える」と指摘した。現在、多くの企業が「ビッグデータ」をどう経営に生かすかに着目している。

(日本経済産業新聞2012/6/13 5面より抜粋・加工)


                                                           

ビッグデータによってこれから情報を管理・把握・活用していく能力の向上に努めなければなりません。では個人に内在する情報を使いこなす能力は、今、どうなっているでしょうか。下のグラフは弊社が実施しているビジネス基礎力(=仕事力)を測定するMVAテストですが、これを基に情報社会について考えていきたいと思います。

 
 仕事力平均値


注目していただきたいのは異文化適応能力の次に数値が低いパソコン活用能力です。ビジネスパーソンにとって重要な「情報」、これを扱うパソコン活用能力の数値が低いことがわかります。次にこちらのグラフをご覧ください。

年別 平均値

 

こちらは年別の情報収集能力とパソコン活用能力の平均値です。ここ数年で急激に情報化が進んでいるにも関わらず、個人に内在する情報収集能力とパソコン活用能力が、一直線上をたどり向上はしていないということを問題提起したいと思います。

 

最後のグラフは、年齢別に見た情報収集能力とパソコン活用能力の平均値です。

 
年齢別 平均値


 

最初のグラフで分かったように、パソコン活用能力と異文化適応能力の能力値がとても低い結果を示していました。年別、年齢別に見ても能力自体の向上は出来ておらず、経営幹部や役員の方が多い4050代が情報収集能力、パソコン活用能力が低いということがわかりました。

パソコン活用能力と異文化適応能力はまさに習うより慣れろという能力でバラつきも大きい項目です。確かに40代以上の世代はアナログ世代で若い頃、インターネットやメールはありませんでした。異文化適応能力に関しても以前は必要不可欠とは言えませんでした。

先のビックデータの記述で示した通り、意思決定者である世代の情報系能力が高くなければ健全な組織とは本来言えません。いま一度、現実を直視して、情報系の能力や異文化適応の能力を高める一層の意識改革が必要であると思います。

 

 

※データ標本数:9885

※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。

 



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藤田 聰mvajnet at 00:00│コメント(0)トラックバック(0)市場価値データバンク  |

2012年06月18日


市場価値データバンク



市場価値データバンクは、15050万人以上の方が受検された市場価値測定テストのデータをもとに、各業態・業種・企業の人材のビジネス能力をレポートしたものです。

 

※市場価値測定テスト…市場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして高い評価を得ております。

 

MVAに関する説明はこちら

 

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今週のトピックは、

~真のグローバルリーダーとは~

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 「グローバル人材」。そして、「グローバルリーダー」。経済のグローバル化が進展する中で、国内にあっても、世界と接しながら仕事をする機会はますます増えてきています。もはや、グローバル基準の価値観はあらゆる業種、職種に影響を与えていると言っても過言ではありません。先日の日本経済新聞に興味深い記事がありました。以下、ご覧下さい。

 

若手技術者、組織動かす―リーダーの自覚育つ

人型ロボットや宇宙の人工衛星など先端的な研究開発領域の最前線で若手の技術者が活躍している。自ら志願し重責を担いながら、技術力を磨く一方、リーダーとして研究開発を実現する大切さも自覚。経験を基に新たな活躍の機会を見据える。企業側の若手の柔軟な発想への期待や技術継承の狙いも後押ししている。

また、企業の20代の技術者は海外勤務志向が強いことが、技術者派遣最大手メイテックが昨年12月に企業で働く技術者1000人を対象に実施した調査からうかがえる。

(日本経済新聞 201265日 朝刊25面より抜粋・加工)

 この記事から、研究開発部門のビジネスパーソンであっても「グローバル」を意識しなければならない状況にあることが分かります。これは、自らの研究のみに没頭できた時代は過ぎ去り、国内外の研究を広く意識していなければならない、すなわち海外の研究、技術開発との競争を勝ち抜かなければならない時代にあるということの表れでしょう。では、グローバル基準で活躍するために必要とされる「ビジネス基礎力」を、研究開発部門のビジネスパーソンはどれほど持っているのでしょうか。



――弊社が実施している市場価値測定テスト5項目に関する人事部門、経営企画部門、営業部門、研究開発部門の4職能のテスト結果を見てみましょう。

データバンク画像1


このように、異文化適応能力を除く4項目において、研究開発部門は相対的に低くなっています。では、上記5項目の中でも「ビジネスパーソンの核」となるビジョン概念化能力、ストラテジー策定能力の2項目に関する、研究開発部門の年代別テスト結果を見てみましょう。

データバンク画像2



上図から分かるように、研究開発部門の中でも、若者世代のビジョン概念化能力、ストラテジー策定能力が高まってきています。これは、研究開発部門の20代、30代のビジネスパーソンは40代以上のビジネスパーソンより自立志向であることを示しています。



上述のように、もはやあらゆる業種・職種で求められる「グローバルリーダー」ですが、その大前提となるのは、全てのビジネスパーソンが持つべき力、すなわち未来の自分の在りたい姿「ビジョン」を描き、そのために自分がどのように行動すべきか「ストラテジー」を策定し、実行する力、つまり「自立力」なのです。「パーソナルビジョン策定・概念化能力」と「パーソナルストラテジー策定・実行能力」は、自立したビジネスパーソンの核となる能力であり、これらの能力抜きにグローバル基準の戦いを勝ち抜くことは難しいでしょう。まずはご自身のビジョン、ストラテジーを見直すことが「グローバルリーダー」の第一歩となるのではないでしょうか。




※データ標本数:5483

※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。


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