2014年02月

2014年02月24日

市場価値データバンク

市場価値データバンクは、150社50万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。

※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして日本を代表するリーディングカンパニーを中心に高い評価を得ております。
MVAに関する説明は
こちら

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今日のトピックは、
~社長のプレゼンテーションで良質な人材を集める~
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会社にとって人材が大切な資本であるため、質の高い人材を集めるためにどうすればよいでしょうか。会社ごとに様々な戦略がありますが、新入社員に対して何が魅力的なのか記事を見てみましょう。これまでは人材を育成するために何が必要なのか、というブログについて多く掲載してきましたが、今回は「良い人材」を集める方法を考えたいと思います。

就職人気ランキング
文系男子、住友商事が1位・海外展開に関心集まる

就職情報会社のダイヤモンド・ビッグアンドリードが29日発表した2015年卒業予定の大学生の就職人気企業ランキングで、住友商事が1978年の調査開始以来、文系男子で初の1位となった。文系女子は東京海上日動火災保険が2年連続の1位で、理系男子は日立製作所が6年ぶりに首位に返り咲いた。

商社や航空会社などグローバルに事業を展開する企業や、業績が好調な輸出型企業が人気を集めた。ダイヤモンド社は「少子高齢化による国内市場の縮小で海外に目を向けざるを得ないことが背景にある」と説明している。

文系男子は三菱商事(2位)、伊藤忠商事(3位)など大手総合商社5社がトップ10入り。首位の住友商事は、社長自らセミナーでPRするなど採用活動をめぐるイメージ戦略が学生に好意的に受け止められたとダイヤモンド社は分析。昨年順位を下げたパナソニックやソニーなど家電メーカー、トヨタ自動車やホンダも順位を上げた。
(日本経済新聞2014年1月30日朝刊38面より抜粋)

上述した記事から、学生にとって二つ重要な点があります。一つ目はグローバル展開をしていること、二つ目は好調な業績を維持していることです。グローバルな展開をアピールすることで人を引きつけることは可能ですが、ドメステックな企業はそれを現実化できません。一方、良い業績は良い人材との相関は強く、良い人材がいるから業績も良くなるということです。では、逆に、どうすれば質の高い人材を引きつけるのでしょうか。

記事に「社長自らセミナーでPRするなど採用活動をめぐるイメージ戦略が学生に好意的に受け止められた」ということが書いてあります。それは大事な点です。良い人材を見つけるのは会社に好意的な学生の人数を増やすことから始まります。人を集めるために、魅力的な発表も大事です。では、何故、社長自らのセミナーが必要なのかについて弊社のデータから分析しましょう。
graph1 article5











職位ごとのプレゼンテーション能力を見ると、職位が上がれば上がるほどプレゼンテーション能力は高まります。魅力的な発表は高い能力を持つ人からのものです。その結果、人を引き付けるためにも同様に、社長からではないとインパクトが弱いです。むろん内容が重要ですが、やり方も大事です。ある研究によると、聞いた内容は10%しか脳に残らず、読んだ内容は20%で、見たこと、やったことの80%は残るとのことです。
http://www.hp.com/large/ipg/assets/bus-solutions/power-of-visual-communication.pdf)。
その研究はやり方の研究ですが、実際に発表者の感情や姿勢なども重要です。社長ではないとメッセージが伝わらないこともあります。従って、社長のセミナーを一般の学生に公開するとその会社のPRにもなることでしょう。

社長のセミナーは一つの方法ですが、業界ごとにプレゼンテーション能力平均値が異なります。社長の発表が良い戦略になるかどうか自分が判断する必要があるでしょう。他の業界と比べ、自社の強みや弱みを見つけるため、以下のデータを参考になってください!
graph2 article5








※データ標本数:11451名
※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。

(執筆者:ジャヤプトラ)

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藤田 聰mvajnet at 00:00│コメント(0)トラックバック(0)市場価値データバンク  |

2014年02月17日

市場価値データバンク

市場価値データバンクは、150社50万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。

※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして日本を代表するリーディングカンパニーを中心に高い評価を得ております。
MVAに関する説明は
こちら

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今日のトピックは、
女性社会人の比率を増やす

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日本は女性にとって働きにくい環境だと言われています。男性は外で働き、女性は専業主婦という文化が今でも残っています。しかし、世界では女性が台頭しているにも関わらず日本ではその動きがあまり進んでいません。現在、日本の女性社会人の比率は他の国と比べると非常に低いです。(http://www.economist.com/node/15174418より)。さらに、課長以上の管理職である女性は特に少ないです。女性が働いても男性に比べ評価されないのでしょうか。実はそうではありません。最近の記事では女性の比率を増やす企業がとりあげられています。以下の記事を見てみましょう。

女性の管理職比率引き上げ
大和ハウスと積水ハウス

大和ハウス工業、積水ハウスの住宅大手2社は課長以上の女性管理職の数を増やす。大和ハウスは現在1.6%を2015年度をめどに3%まで引き上げるほか、積水ハウスも1.5%から20年をめどに5%に高める。「女性の活躍で企業の活力につなげる」(大和ハウス工業の樋口武男会長)考えた。

大和ハウスの女性管理職は現在47人(単体ベース)だが、2年後に100人まで増やす。将来的には女性役員も3~4人輩出することを目指す。

積水ハウスの女性管理職は現在65人で、すでに女性の支店長が1人、店長4人が誕生している。20年には3倍の200人とし、比率を5%まで高める計画だ。
(日本経済新聞2014年1月24日朝刊13面より抜粋)

2つの記事に書いてある大手企業は課長以上の女性比率は低かったです。日本全体の傾向を見てみましょう。弊社のデータを活用すると、約3500人の課長以上の方の中で女性は非常に少ない状態でした。
graph1 blog4













その理由は何でしょう。女性が評価されていないという考えが正しいのでしょうか。記事の中身を読むと、大和ハウスの樋口武男会長は「女性の活躍で企業の活力につなげる」を言いました。このように、女性が評価されていない現実と反対に、女性は会社に大きな役割を果たすという期待もあるのです。その女性への期待は本当か否か、次のデータをご覧ください。
graph2 blog4












 

課長以上の職位に働いている女性と男性を比べると、女性のビジネス基礎能力の平均値は高い値を示していました。ビジネス基礎能力は弊社の市場価値測定テストのセブンレイヤーズモデルの「技」の部分に当たります。「技」であるビジネス基礎力(=仕事力、OS)に該当して、職位が高ければ高いほど、平均値は高まります。OSのスコアが高い人はアプリケーションである専門能力や業界知識も非常に高く成果を出す方です。

上記から言えることは、女性の比率が低かった状態は女性の貢献が少ないことではなく、やはり文化と環境の問題が大きいのではないでしょうか。現在の日本は超高齢化と共に、30代以下の人口が減っている状態にある中で、女性という人材を活用しないということは結果的に企業に不利益をもたらすのではないでしょうか。ましてや、女性の能力は高い値を示しているのですから。

他の企業も不景気な状態にあることが多いでしょう。 その中で、私たちは性別・人類関係なく、能力の高い人が選択されないといけないのでしょう。その選択が女性であることを私たちは今一度考え直さなければなりません。日本の更なる躍進のため、女性の割合を増加させることは大きな選択肢の一つです。

※データ標本数:11444名
※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。

(執筆者:ジャヤプトラ)

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