2014年06月

2014年06月16日

市場価値データバンク

市場価値データバンクは、150社50万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。

※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして日本を代表するリーディングカンパニーを中心に高い評価を得ております。
MVAに関する説明は
こちら

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今日のトピックは、

高年収の人ほど、健康やストレスをマネジメント!

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労働時間規制除外 対象者限定に懸念 

 政府は11日、働いた時間ではなく成果に給与を支払う新たな制度を導入することを決めた。労働時間規制の適用を除外する「ホワイトカラー・エグゼンプション」という働き方だ。

 時間に縛られた働き方をやめることで、個人が仕事の繁閑に応じて働く時間と休日・休暇を自由にとれるようになれば、主要国で最も低い労働生産性をもっと高められるはずだ。

 対象者を金融ディーラーやコンサルタントなど一部に限ってしまうと、その分だけ効果は小さくなってしまう。職務(仕事内容)がはっきりしている人に対象を限るのは当然としても、管理職手前の中核社員は広く対象に含めてほしい。

 時間に縛られない働き方とはいえ、もちろん正社員の健康確保は大事だ。だからこそ「労働時間の量的上限規制」と「休日・休暇取得の強制的取り組み」を新制度とセットで導入する「三位一体改革」を規制改革会議などは唱えてきた。

               (日本経済新聞 612日 朝刊5面より抜粋・編集)

 

上記記事にもあるように、時間に縛られない働き方が広がっていく中で社員のストレス管理や健康維持管理に注目が集まっています。また、昨年流行語になったブラック企業のように長時間労働により精神や身体を壊してしまうのではないかという懸念が高まっています。年収の高い人は本当にストレス度が高く、健康維持管理もできていないのでしょうか。

実際はそうではありません。下図をご覧ください。ストレス度は20点満点で計測しています。

1-1








 


このグラフからは301-400万円の年収を頂点に年収が上がれば上がるほどストレス度は下がり、1001万円以上の年収の方が全体の中で一番ストレス度が低いことが分かります。

次に健康維持管理能力について見てみましょう。健康維持管理能力とはすべての基盤である「体」を維持管理する能力です。こちらは100点満点で計測しています。

1








 


こちらも401-500万円を境に年収が上がるにつれて健康維持管理能力は上昇しています。

この二つの事実から、年収が上がるほど心身の健康を犠牲にしているわけではない事が分かります。では、新たな働き方が現れる中でどのようなことに注意していけばいいのでしょうか。ここでは平均点が全体的に低めの健康維持管理能力の高め方について考えていきたいと思います。まずは三つの改善方法を紹介します。

 

1.健康状態のチェックを自分なりに行う

2.食べすぎ、太りすぎに気をつける

3.週に1度は運動する

 

健康状態のチェックを行う上で是非活用して頂きたいのが会社で行う健康診断です。治療を要するものはしっかり治療を受け、危ない項目にも注意を向けましょう。

食べすぎ、太りすぎには特に気をつけましょう。食事療法と言う言葉もあるように、食事は体にとって薬にも毒にも成ります。いつまでも20歳のときと同じ食事内容、食事量を続けることは健康に害することを意識してください。20代をピークに、10歳単位で10%量を減らすのは鉄則です。

食事に気をつけるだけでなく、体を動かすことも重要です。有酸素運動を定期的に行う事で、基礎体力も上がるにとどまらずストレス発散にも繋がります。

 

これから一段と働き方の幅が広がるなかで、自分自身でも健康を維持する能力の重要性は上がり続けています。法改正を契機に、改めて健康に関して考えてみましょう。

 

 

 

※データ標本数:11638

※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。

 

(執筆者:千原)



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藤田 聰mvajnet at 00:00│コメント(0)トラックバック(0) |

2014年06月09日

市場価値データバンク

市場価値データバンクは、150社50万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。

※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして日本を代表するリーディングカンパニーを中心に高い評価を得ております。
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今日のトピックは、

トップリーダーに求められるリーダーシップ能力

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三井物産が全社横断組織 

 三井物産の飯島社長は15日、食糧や医療などの分野で、全社横断的な組織を作り、総合力を高める方針を示した。同時に保有資産の入れ替えを進め、常に余力を持って成長領域に資金を振り向ける。また、縮小していた繊維事業の投資を増やす意向も示した。海外では、トルコとチリを新たな重点国に挙げた。

同氏は、2016年度までの中期計画をまとめ、7つの攻略分野を明示した。

 シェールガス関連では、昨年秋に設置した専門の事業部に、全社から人材も集め、ガス田開発から輸送、ガス発電までを連携して手掛ける。食糧・農業では肥料や農機、物流、小売りも一括りにする。また、医療・健康分野では、医薬品に加え、病院を軸に給食や電子カルテルなど周辺事業を育てる、ということである。

 このように、今後は「資源」と「非資源」という分別ではなく、横断的な組織を作っていく方針である。また、重点を置く事業として、衣食住分野をあげている。計画が長期間にわたる資源と異なり、この分野はプロジェクトや製品のサイクルが早く、ビジネスモデルを変える機会も多いことが理由であるという。

 海外展開としては、欧州、アジア、アフリカ、中東の結節点で地理的に優位なトルコ、水産資源や森林資源が豊富なチリに重点を置く方針だという。                 

                     (日本経済新聞 朝刊14面から抜粋・編集)

 

 上記の記事から、三井物産の社長により企業の今後の方針が具体的に明示されたことが分かります。近年ではグローバル化の影響により、英語力は言うまでもなく、リーダーシップ能力なども求められるようになって来ました。グローバル化の進行の中、世界で活躍する日本企業のトップとなる人材にはどのような能力が必要とされているのでしょうか。

 一般的に、経営者や社長など企業の意思決定を担う人材には、その他の社員に比べ、様々な能力において秀でた人物が多いと思われるかと思います。実際にはどのようになっているのでしょうか。ここで、「職位とビジネス基礎能力の関係」を示したいと思います。以下のグラフをご覧ください。

 

   1

 













このグラフを見ても分かるように、職位が上がるにつれビジネス基礎能力も高くなっていることが分かります。「ビジネス基礎能力」には、ビジョン策定能力、リーダーシップ能力、プレゼンテーション能力など、ビジネスマンに必要とされる普遍的な能力が含まれています。

次に、この能力の中で、グローバル化の影響により近年特に重要視されているリーダーシップ能力について掘り下げていきたいと思います。ここでも、「職位とリーダーシップ能力」の関係について示したいと思います。以下のグラフをご覧ください。

  2

 












上のグラフと同様、職位が上がるにつれ、リーダーシップ能力が高くなっています。

 さらに、企業の最終意思決定者である、役員以上の職位にのみ注目し、ビジネス基礎能力の各項目の平均点を示したものが以下のグラフになります。

 3

 









このグラフから、最終意思決定者はリーダーシップ能力が他の能力に較べ最も高いということが分かります。

 以上の三つのグラフから、企業のトップたる人材には、総合的に見ても高いビジネス基礎能力が必要とされており、中でもリーダーシップ能力が最も求められていることが分かります。

では、リーダーシップ能力とは、具体的にどのような能力なのでしょうか。リーダーシップ能力は、「目標を明確に示し、組織のメンバーのモチベーションを高め、統率していく能力」であると定義することができます。ここで目標とは「中長期的な目的地」のことを指し、モチベーションを高めるとは、「ワクワクするような目標をメンバー同士で共有し、結束力・連帯力を養うこと」を指します。

グローバル化が進む現在、日本企業が世界で活躍していくためには、各企業の意思決定者が、今まで以上に高いリーダーシップ能力を持たなければなりません。現状に満足した時から、人間は退化が始まります。現状に満足せず、より高いリーダーシップ能力、ビジネス基礎能力を身に付けるという向上意識を持ち続けることが肝要なのです。

 日々、ご自身の市場価値を高める努力を続けていっていただければと思います。

 

 

 

※データ標本数:11488

※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。

 

(執筆者:浜辺)




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