2016年02月

2016年02月22日

市場価値データバンク


市場価値データバンクは、15050万人以上の方が受検された市場価値測定テストのデータをもとに、日本経済新聞などの記事と紐付けして、業種・職種を越えて、企業の人材のビジネス能力をレポートしたものです。


市場価値測定テスト市場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております。(各能力については100点満点)現在、簡易版を含め、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして、日本を代表するリーディングカンパニーを中心に高い評価を得ております。


MVAに関する説明はこちら

http://www.v-change.co.jp/mvajtest/index.html


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今日のトピックは、

~組織マネジメントの極意は“強み”を活かすことである~


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(けいざいじん)アサヒGHD次期社長 小路明善氏(64) 直感力強みに有言実行

2001年にアサヒビール社長に就任すると、市場縮小の逆風下で国内1位の座を盤石にしてきた。「事業会社トップとして、掲げた計画をずっと達成してきた」。アサヒグループホールディングスの泉谷直木社長は後継指名の理由のひとつに挙げる。「やると言ったらやる人」とは社内で一致した評だ。

自らは直感力を強みと考えている。異論は多かったが、15年春には主力ビール「スーパードライ」のラベルを期間限定で変更し、当初計画の2倍を売り上げた。「トップにしかできない判断をするのがトップの役目」と強調する。

「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きている資格がない」。ハードボイルド小説に登場する有名なせりふを座右の銘とする。圧倒的な強さを誇る「ドライ」を磨きつつ「ドライの次」を打ち出す時に来ていると感じながらの登板。せりふ同様両立は難しいが、信念と直観に基づいて切り開く。


こうじ・あきよし 75年(昭50年)青学大法卒、アサヒビール入社。07年常務、11年社長、アサヒグループホールディングス取締役。長野県出身。

              (日本経済新聞 210日 朝刊14面より抜粋・編集)


 上記の記事では、アサヒグループホールディングスの次期社長に就任する小路明善氏が、「直感力」という自身の強みを活かし、リーダーとして多くの決断を下してきたことが述べられています。


 一般的に、人は自分の強みより弱みに気を取られてしまいがちです。「優柔不断・心配性・注意散漫・人見知り・要領が悪い」など・・・。他人より劣っている、と感じる部分には誰しも敏感なものでしょう。


 しかし、マネジメントの概念を確立し、“経営学の父”と呼ばれるピーター.F.ドラッカーは、“強み・弱み”に関してこう述べています。


 “何事かを成し遂げるのは、「強み」によってである。「弱み」によって何かを行うことはできない。できないことによって何かを行うことなど、到底できない。”


 競争社会において、人より先んじるのは簡単なことではありません。「強み」を磨いて勝負をしない限り、勝ち目はないということです。


 それでは、どうしたら自らの「強み」を認識することができるでしょうか。それは、定量的に数値化されたデータに基づいて比較するしかありません。そこでまずは、以下の2つのグラフをご覧ください。

score1













score2
















 これは、2010年から2015年までの市場価値測定テスト受検者のビジネス基礎能力と性格特性の平均スコアのデータです。


全体的な傾向として、ビジネス基礎能力についてはほとんどの項目は50点代ですが、45点のパソコン活用能力はやや弱く、32点の異文化適応能力がボトルネックになっています。性格特性については、大企業に勤務する被検者が多いこともあり、集団性などを表すNPと、論理性などを表すAが高いです。

 

 この平均スコアとご自身のスコアを照らし合わせることで、一般的な日本人と比較した自らの能力・性格特性における「強み・弱み」を認識することができます。


※市場価値測定テストは以下のURLから受検できます。


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 そして、ここで気を付けておきたいのが、自分に「強み・弱み」があるように、上司やチームメンバーにも「強み」もあれば「弱み」もあるということです。会社は一人ひとりの「強み」を持ち寄り、最大の貢献を成し遂げる場。あなたに求められているのは、上司やメンバーがそれぞれの「強み」を発揮できる土壌を整えることだ、という意識を持つようにしましょう。具体的には、次の3つの人事を心がけましょう。


1. 人の「できること」に注目する

2. 人間関係の相性で評価しない

3. 成果にこだわる


まず、人の「できること」に注目し、利用できるかぎりの「強み」、すなわち同僚の「強み」、上司の「強み」、自分自身の「強み」をチャンスとして活かすことで組織の成果を最大化させましょう。


次に、部下やメンバーに対し、「自分と仲が良いか」「自分を気持ちよくさせてくれるか」といった感情的な評価をしないようにしましょう。あくまでも「組織に貢献できるかどうか」で評価することが大切です。


最後に、成果にこだわるための人材配置を行いましょう。メンバーの苦手なことを割り当て、「弱み」を克服させるような人事は、労力・時間・資金の浪費に過ぎません。得意な分野を見つけてあげてその仕事を割り当てることが肝です。


これまで見てきたように、あなたの本当の強みは“自分らしさ”の中にあります。「強み・弱み」の自己認識とドラッカー流の選択と集中によって、組織の成果最大化を目指しましょう。




※データ標本数:12653

※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。


(執筆者:加藤)

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藤田 聰mvajnet at 00:00│コメント(0)トラックバック(0) |

2016年02月08日

市場価値データバンク

 

市場価値データバンクは、15050万人以上の方が受検された市場価値測定テストのデータをもとに、日本経済新聞などの記事と紐付けして、業種・職種を越えて、企業の人材のビジネス能力をレポートしたものです。

 

市場価値測定テスト市場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております。(各能力については100点満点)現在、簡易版を含め、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして、日本を代表するリーディングカンパニーを中心に高い評価を得ております。

 

MVAに関する説明はこちら

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今日のトピックは、

~セルフ・イノベーションに繋がるビジョンの描き方~

 

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やさしい経済学(イノベーションを考える)

近年、イノベーションの重要性が様々なところで指摘されています。イノベーションとは簡単にいえば経済的な価値を生み出す新しい物事です。「経済的な価値」と「新しい」という2つの点が重要になります。

 芸術面で新規性が高くても売れていない小説など、新しくても経済的な価値を生み出していないものは多くあります。また、経済的な価値を生み出しても新しさはないものもあります。これらはイノベーションとは呼びません。

 急進的なイノベーションと漸進的なイノベーションはトレードオフの関係にあります。累積的な改善を積み重ねて、既存のやり方に磨きをかけていく学習を重ねると、どうしても生産性の領域を大きく変える新しいやり方の探索が難しくなるのです。

 企業は既存の枠組の中での漸進的な改善に傾倒し、不確実性の高い急進的なイノベーションのための探索が少なくなる傾向があります。しかし、企業の長期的な競争力の構築にとっては、この2つの同時追求が大切になります。

              (日本経済新聞 121日 朝刊27面より抜粋・編集)

 

 上記の記事では、企業の長期的な競争力を構築するためには、急進的なイノベーションと漸進的なイノベーションの2種類のイノベーションを同時に追求することが重要であると述べられています。

 

そこで今回のブログでは、生産性を飛躍的に高める急進的なイノベーションを起こせる人材になるために有効な「ビジョンの描き方」をご紹介します。

 

 20159月に世界知的所有権機関(WIPO)が発表した「グローバル・イノベーション・インデックス(GII)2015年版」によると、「最もイノベーティブな国」の上位5位はスイス、英国、スウェーデン、オランダ、米国の順で日本は19位という結果になっています。

 

また、下図の市場価値測定テスト受検者の性格特性の平均スコアのグラフをご覧ください。

 


seikaku1

5種類に分かれた性格特性は、それぞれ次のような性質を意味します。

CP(厳しい父親):指導的・正義感・使命感など。

NP(優しい母親):養育的・保護的・寛容的など。

A(冷静な大人):論理的・分析的・現実的など。

FC(奔放な子供):活動的・創造的・積極的など。

AC(従順な子供):協調的・几帳面・順応的など。

 

上図から、他のパーソナリティーに比べ、FC(奔放な子供)が最も低いことが分かります。さらに、AC(従順な子供)がFCを上回っているため、活動的で自主的な人より、協調的で我慢強い人が多いということです。

 

つまり、一般的な日本人の特性として、創造的な破壊が生まれにくく、改革よりも改善が性に合っているといえるでしょう。

 

 しかし、最初にご紹介した記事でも述べられているように、イノベーションには既存の枠組みを創造的に破壊するような「新しさ」も必要なのです。パーソナリティーは「伸ばす」より「活かす」ものです。特に、この部分は遺伝的な要素が強く、生来的な要素でもあるのです。

 

つまり、創造的破壊を起こすチーム編成として、FCが強い人をコアメンバーに取り込むことと事業化するために必要な論理的思考ができるAが強い参謀型の人をうまくコンビネーションすることが重要です。

 

さて、日頃のビジネスにおいては、経済的な意味合いが強い「市場価値」のみを追求している方も多いのではないでしょうか。しかしながら、物事を多面的に捉えるためには、視野を広げ、市場価値だけではなく、「人間価値」という観点から自らのビジョンを描くことをお勧めいたします。

 

 人間価値の向上を目的としたビジョンは、大きく「経済的側面」、「社会的側面」、「文化的側面」という3つの種類に分けられます。

 

 ★経済的側面:社会的地位、経済面、資格、表彰など

 ★社会的側面:家庭、ボランティア、人間関係など

 ★文化的側面:教養、趣味、体力、心の健康など

 

上記3つはそれぞれ、経済的側面:いかに稼ぐ存在か、社会的側面:いかに世の中や社会に役立つ存在か、文化的側面:いかに教養や見識のある存在かという側面を意味しています。

 

 「経済的価値」と「新しさ」を持ったイノベーションを起こすためには、この3つの観点からビジョンを描き、そこに辿り着くための戦略と徹底的な実行が必要不可欠です。そして、それぞれに対してジャンプするとギリギリ指先の届くようなストレッチゴールを設定して、自らの向上心を煽るような行動習慣を身につけることが重要なのです。

 

 しかし、このようなビジョニングや適正なストレッチゴールの設定を個人で行うことは、簡単ではありません。なぜなら、自らの現状での能力や強み・弱みを分析し、客観視することは、主観的な個人には難しいからです。

 

 そこで弊社では、市場価値測定テストによって個人の能力を数値化し、客観的な現状把握に基づいた成果に繋がるビジョニングをお手伝いしております。

 

能力・キャリア開発のツイン・ターボ・エンジンである「ミッション」の再確認と「ビジョン」の明確化を通じて、自らの市場価値を高めるとともに、革新的なイノベーションを起こせる人材を目指してみませんか。

 

ビジョンを明確にし、市場価値を飛躍的に向上させる研修プログラム

Visionary Change WorkshopVCW】はこちらから

http://www.v-change.co.jp/vcw/index.html

 

ご興味を持たれた方は、上記URLのお問い合わせフォーム、またはinfo@v-change.co.jpまでお気軽にご連絡ください。

 

 

 

※データ標本数:12653

※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。

 

(執筆者:加藤)

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