2012年04月09日
市場価値データバンクは、150社50万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。
※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして高い評価を得ております。
MVAに関する説明はこちら
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今週のトピックは、
~サイバー攻撃とネットワーク社会~
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最近、サイバーテロという言葉をよく耳にします。世界各国に比べても、特に日本はサイバー攻撃の対象になりやすいそうで、ソニーグループや三菱重工業などに対する攻撃が記憶にも新しいところです。そんな中、先日の日本経済新聞にサイバー攻撃に対する日本のセキュリティー対策に関する記事が掲載されていました。
サイバー攻撃、守るは僕ら
セキュリティー技術者がスキルを競う「セキュリティー・コンテスト」が日本で盛んになってきた。参加するのは20代の若者が中心。サイバー攻撃が増加するなか、若者からネットの守り神を発掘する動きが広がっている。日本を対象にしたサイバー攻撃が増えている背景にはセキュリティー技術の不足がある。サイボウズ・ラボの竹迫良範氏は「日本には世界レベルのセキュリティー技術者もスキルも不足していると思われている」と分析する。そこで、 日本政府も動き出した。経済産業省は、2012年度にセキュリティー技術者を対象にしたコンテスト「日本型CTF大会」を開くと発表。13年度以降は民間に継続的な開催を促す。同省商務情報政策局の石田照幸課長補佐は、「セキュリティーの現場で働ける実践的な人材を発掘、育成する場にしたい」と説明している。
(日本経済新聞 3月15日 朝刊15面 より抜粋、加工)
日本に対するサイバー攻撃の頻発の原因に、日本政府の対応がなかったことが挙げられます。なぜなら、セキュリティー技術を磨くためにはハッキングでシステムに侵入する手口に精通する必要があったため、国内ではセキュリティー技術の競技をタブー視する向きがあったからです。しかし、ネットワーク社会である現在を生き抜くためにはパソコンに関する能力は必要不可欠となってきます。
――ここで弊社独自の市場価値測定テストによる結果を見ていきましょう。
日本人のパソコン活用能力を見てみると、異文化適応能力に次いで欠如している能力であることが、わかります。日本人のパソコンに関する知識の乏しさを表しています。
次にパソコン活用能力・情報収集能力の年齢別平均を見ていきます。
年齢別に見ていくとパソコン活用能力は30代の方が若干突出していますが、データ上ほとんど差は見られませんでした。個人に拠るところが大きい能力です。また、情報収集能力は長けているにも関わらず、パソコン活用能力が全年代においてパソコン活用能力を下回りました。簡単な検索等は出来ても、その活用まではできていないという現状です。
サイバーテロの技術はネットワーク社会の発展とともに、進化しています。そのため、発展に合わせて対策も改善、開発していくことが、サイバーテロの被害にあわないために必要となります。ネットワーク社会において、パソコン作業をすることは少なからずあります。情報収集の技術だけでなく、それを活用し、サイバーに強い人材になることも、優れたビジネスパーソンとして必要なスキルです。時代のニーズを敏感にキャッチし、優秀な人材になるため努力をしましょう。
※データ標本数:9885
※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。
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