2012年04月23日

市場価値データバンク

市場価値データバンクは、150社50万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。

※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして高い評価を得ております。
MVAに関する説明はこちら

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今週のトピックは、

~自立力、そして国際力~

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現在、国内市場は縮小しグローバル化は拡大し続けています。企業はこれまでの人材育成のやり方を、グローバルな人材を育成させるための方法へとシフトさせなければならないでしょう。グローバルな人材を育成するために着目すべきポイントはどのような点なのでしょうか。人材育成の取り組みの例として下記の記事をご覧ください。


活かす企業人 丸紅

執行役員 人事部長 葛目薫氏

―自分の色を持ち、自ら動ける人材を育成―

(前略)当社は「ジブンカラ―」という採用コンセプトを掲げています。多様な自分の色(カラー)を持ち、かつ自分から取り組むという自立性も備えている人材像をあらわしています。世界で対峙する新興市場は変化が激しく、価値観も文化も風習も日本とは異なります。その中で企業として強さを発揮するのは、いろいろな個性や色を持つ人材が集まった企業だと考えています。(中略)

2大注力点である若手の戦力化とリーダー人材の養成のうち、若手は「研修」「経験」「処遇」を三位一体で連動させつつ、「現場」と「グローバル」を加えた5つのキーワードをベースに育成し、活かしています。中でも「グローバル」は、若いうちに海外で修羅場を経験させて、異文化に対する抵抗感をなくすことが目的です。入社27年目の総合職全員が20台のうち必ず一度は海外を経験します。通常35年程度の海外勤務となる駐在員のほか、語学研修をし、海外店や事業会社で実務を勉強するビジネストレイニーなど、いろいろな立場で海外に飛びます。(中略)

今の若者は自分たちの時代と比べて、よく勉強しているし、洗練されていますが、ハウツーやスキル習得に走りがちで面白みに欠ける面があります。昔の学生は無駄なことをたくさんしていて、長い目で見るとそれがためになっていました。漠然とでもいいので夢を持ってほしい。何をすべきか目的意識があると、方向性はぶれません。競争相手となる新興国の同世代はハングリーで、夢を持っています。負けないでほしい。そこで負けなければ、会社も強くなれるし、日本も強くなれるはずです。

**ひとこと**

夢と目的意識があれば方向性はぶれない。ハングリーな海外のライバルに負けるな。

(日本経済新聞 2012318日 朝刊6面 より抜粋、加工)

 

この記事では、現在ビジネス環境はグローバル化によって異文化に適応する力が求められており、その中で、個人が夢(ビジョン)を持って努力していくことが、個人の自立性を育み、強い「個」の育成につながるのだと述べています。

 

ボーダレスになっていくビジネス環境。今後、異文化適応能力の重要性は増していくでしょう。そして、個人として自立し、夢(ビジョン)を持って行動していくことが先の見えない現代において最も大事な心構えではないでしょうか。人材育成のキーワードは「異文化適応能力」、そして「ビジョン」。今回はこれらの能力について述べたいと思います。

 

弊社が実施しているビジネス基礎力(=仕事力)を測定するMVAテストがあります。これによれば、現在、ビジネスマンの異文化適応能力が他の能力に比べてかなり低いことが分かります。下記のグラフをご覧ください。




ビジネス基礎能力比較


他の能力に比べ、異文化適応能力がかなり低いことがわかります。グローバル化が進む中で、異文化に適応していく力は必須なので、この能力の醸成には努めるべきです。また、何も海外へ行くことだけが異文化適応能力を高めるための手段ではありません。全く違う業種の人や、年代の違う人などと触れ合うこと、つまり積極的に「他流試合」を行うことも異文化適応能力を高める手段であります。いわゆる「井の中の蛙」にならず、多くの人とたくさん交流していきましょう。

 

次に「ビジョン」です。年別にビジョン概念化能力を見てみますと、右肩下がりになっていることがわかります。


年別ビジョン概念化能力


「ビジョン」は能力開発のエンジンと呼ばれ、今回の記事でも書いてあった通り、重要な能力です。他の能力よりも、まずこのビジョンを作ることをお勧めします。そして、ビジョンのほかにバリュー保有能力、ストラテジー策定・実行能力があります。ビジョン、バリュー、ストラテジーが自立の三要素と呼ばれ、個人が自立し成長していくためには必要不可欠なものです。

 

企業の人材育成としては、まず基本的なビジョン、バリュー、ストラテジーなどの土台をしっかり個人に醸成させることを勧めます。そうすることで、個人が自立し、主体的に行動し成長していきます。その上で、「異文化適応能力」の育成を図ることが望ましいです。

 

まずは個人の取り組みとして、そういった能力を意識して、伸ばしていくことができれば、ビジネスパーソンとして大きく成長していくことでしょう。帰属社会から契約社会になっている今、「強い個」が求められています。「ビジョン」を持って、それに向かって突き進みましょう。

 


※データ標本数:9885

※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。

 



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藤田 聰mvajnet at 00:00│コメント(0)トラックバック(0)市場価値データバンク │

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