2013年05月06日

市場価値データバンク

市場価値データバンクは、150社50万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。

※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして日本を代表するリーディングカンパニーを中心に高い評価を得ております。
MVAに関する説明は
こちら

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今日のトピックは、
~資格を持つ女性の強みとは~

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 現在アベノミクスで提言されている女性労働力の活用は、これまでデータバンクでも何度か取り上げていきました。そこで、今回は以下の日経新聞の記事に関連させて、資格を持つ女性の強みについて考えてみたいと思います。

女性労働力活用の課題(中央大学教授阿部正浩氏)
 よく知られるように、労働生産性が高まらない限り生産年齢人口の減少はGDPの成長低下をもたらす。この問題に対処する労働政策として3つの処方箋がある、と筆者は考える。その1つ目は、女性と高齢者という埋蔵労働力を掘りおこし、活用していくことだ。処方箋の2つ目は、非正規雇用者の能力開発だ。そして3つ目が、労働者個人による能力開発を社会が援助すべくシステム整備を行うことである。能力開発を促す税制の整備や補助金拡充なども援助策の1つだが、ここで主張したいのは労働市場の機能強化である。具体的には、労働者の能力を評価する機能と、それを元に求人と求職をマッチングする機能だ。


 実はこれまでも技能検定制度をはじめビジネス・キャリア検定制度、社会人基礎力など、数多くの資格制度を国は整備してきた。ところが資格が乱立していたり、資格の有効性が不明だったり、求められる能力や知識の変化に資格が対応できていなかったりなどの問題があり、資格制度が十分に活用されずに埋没している。これら資格制度の問題を克服すると同時に、求人情報で「パソコンを操作できること」とあるのを例えば「パソコン検定2級以上」とするなど、企業や職業紹介機関が積極的に利用するような仕掛けを作るべきだろう。
(2013年4月25日 日経新聞 朝刊26ページより抜粋、加工)

 記事には、女性労働力を効果的に活用するために、非正規雇用者の能力開発、さらに本人による能力開発を推進するようなシステムが求められるとあります。そこで、今回は能力開発の1つである資格について、資格は本当に自己の能力開発に結びついているのか、そして、資格を持つ女性の強みは何なのかを考えます。

 一般的に、資格を保有している人は、何らかの専門的な知識を身に着けており、企業にとって魅力ある人材であるというイメージを持っている方は多いと思います。しかし、弊社が考える魅力ある人材とは「自立した人材」です。企業に依存するのではなく、プロフェッショナルとして対等に企業と向き合ってこそ、時代を生き抜くビジネスパーソンと言えると考えています。


 では、「自立したビジネスパーソン」に求められる力とは何なのでしょうか。弊社は、バリュー・ビジョン・ストラテジーの3つをしっかりと持っていることだと考えています。そして、これら3つをどの程度明確化し、保有しているかを測るのが、弊社が実施している市場価値測定テスト(MVAテスト)のパーソナルバリュー保有能力、パーソナルビジョン策定・概念化能力、パーソナル・ストラテジー策定・実行能力という3つの項目です。下図は、過去MVAテスト受検者のうち、資格を保有しているビジネスパーソンとそうでないビジネスパーソンのバリュー、ビジョン、ストラテジー(各100点満点)、そしてビジネス基礎能力(100点満点)の男女別の平均点をまとめたものです。


1












 男女ともに、全項目において資格保有者の平均値がそうでない人を上回っています。ここから、資格の保有と自立の三要素であるバリュー・ビジョン・ストラテジーの能力と相関関係があると考えることができます。何の目的意識も持っていない人よりも自身の未来像を描いてから資格を取得する人の方が圧倒的に多いのは、まさに上記3つの能力があることの証明ではないでしょうか。

 また3項目とも女性の平均点が男性に比べて高くなっています。これは、女性のバリュー・ビジョン・ストラテジー3能力がいかに確立されているかを示しています。

2













 結果的に、保有資格の有無・男女別ビジネス基礎能力はご覧のようになりました。資格を持っていることが強みになるのではありません。ビジネスパーソンの仕事力がしっかりと確立している前提で、資格を保有している人こそが企業に求められるのです。それゆえ、高い仕事力を持つ女性は、資格を持つ、持たないに関わらず、魅力ある人材と言えるのではないでしょうか。

 

(執筆者:鷹野)



※データ標本数:10772名
※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。
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藤田 聰mvajnet at 00:00│コメント(0)トラックバック(0)市場価値データバンク │

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