2013年06月17日

市場価値データバンク

市場価値データバンクは、150社50万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。

※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして日本を代表するリーディングカンパニーを中心に高い評価を得ております。
MVAに関する説明は
こちら

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今日のトピックは、
~ネット社会の功罪~
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インターネット、パソコンがビジネスパーソンの必需品となってから、何十年過ぎたでしょうか。あらゆる業界・業種において必須のツールです。これらはますます小型軽量化、性能UPを続け、新たにタブレット社会の到来を予測させます。
一方、face to faceコミュニケーションの減少や、ハッキング、オンラインコンテンツの著作権など多くの問題も抱えています。
意外と把握されていないネット社会の功罪。今回は特に罪の部分にフォーカスし、最近の事例を見ていきます。日経新聞に3日に分けて、記事が連載されていました。

ネット人類未来
個人や企業が生み出すデータの量は28億テラバイトを超えた。1テラバイトは朝刊1千年分というから天文学的な量だ。そんな「ビッグデータ」を解析し、ヒト、モノ、カネ、と並ぶ新たな資源にしようとする技術が広がる。目指す先は人間が迷ったり、間違えたりしなくなる世界。しかし、気が付けば取締役会の議題が筒抜けに。そんな事態を引き起こしかねない検索サイトが「SHODAN(ショダン)」だ。通称「裏グーグル」として知られ、グーグルが持つ検索プログラムを流用して攻撃者も使える検索データを集める。ショダンが掲げるのは「インターネットにつながる端末を全て暴露する」こと。通常、家庭のパソコンはプロバイダーにつながっていてショダンではわからない。だが保守サービスが必要な複合機は意外に直接ネットとつながることが多く、格好の攻撃対象になる。蓄積される端末のデータはすでに10億件分。複写機以外にも企業のサーバー、IP電話、監視カメラ、発電所の制御用コンピューターなどが狙われ、企業には早急な対応が必要だという。
(2013年6月2~4日 日本経済新聞 朝刊 1ページより抜粋、加工)

記事によると、私たちの想像を超える部分から浸食されているようです。パソコンなどへのウイルスソフトの対策は出来ていても、その他のデバイスに関するケアを怠っている企業は数多くあるのではないでしょうか。
実際にケアするとなるとリースの部分も多く、難しい問題かもしれません。しかし、シュレッダー等の徹底をしていてもオンライン上でデータを盗まれてしまうと元も子もありません。

実際、私たちはどのくらいの被害を受けているのでしょうか。下図は、2011年各月の標的型攻撃の傾向の推移を表したグラフです。標的型攻撃とは「特定の情報」を狙って行われるサイバー攻撃の一種のことを指します。


1











(平成24年版 情報通信白書より引用)

ご覧の通り、1日当たりの攻撃件数は1年間で5倍以上に増えています。公表はされていませんが、2012年度上半期は1日あたり180件以上になったそうです。今後も被害が拡大することが予想されます。

2









(平成24年版 情報通信白書より引用)

上図は、標的型攻撃・従業員規模別比率を表したものです。大別すると従業員2500人以下とそれ以上で50:50の確率で狙われます。中でも注目なのが、1-250人規模の企業への標的型攻撃が全体の18%を占めている点です。ターゲットとして狙われる企業は大企業だけでなくベンチャー・中小企業も多く狙われていることが読み取れます。

では、ここで弊社独自の市場価値測定テストの結果を見ていきましょう―――

3








 


 上図は、従業員規模別/パソコン活用能力・情報収集能力を表したグラフです。どの規模のビジネスパーソンも情報収集能力の高さが目立ちますが、パソコン活用能力は低い結果となっています。特に、従業員が300名以下・3000名以上の企業においては低い結果となりました。
先の標的型攻撃の多数あった従業員規模別比率グラフとリンクするものがあります。

 では、今後どのように対策すべきなのでしょうか。明確な答えはまだありませんが、従業員がネット社会におけるリスクを知っておくこと・不用意にネットコンテンツをいじらないことを共有することで日々の予防意識を高めることしかありません。そうすることで、早期発見をして被害を最小限に食い止めましょう。ますます進化するネット社会。その中に生きるわれわれはもう少し功罪に目を向け、対策をしていかなければいけないのでしょう。

※データ標本数:10772名
※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。

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藤田 聰mvajnet at 00:00│コメント(0)トラックバック(0)市場価値データバンク │

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