2014年09月15日

市場価値データバンク

市場価値データバンクは、150社50万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。

※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして日本を代表するリーディングカンパニーを中心に高い評価を得ております。
MVAに関する説明は
こちら

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今日のトピックは、

~異文化理解で仕事力向上!~

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モディ首相、歴史で配慮? 東京裁判「パール判事忘れない」

「パール判事の役割を我々も忘れていない」。インドのモディ首相は1日の安倍晋三首相との夕食会で、第2次世界大戦後の東京裁判でA級戦犯を全員無罪とする意見を出した同国のパール判事の話題を自ら持ちだした。会談でも「日本人は(パール判事)をみんな知っている」と両国の歴史的な絆を強調した。

 モディ首相は就任後、周辺国以外で初めて2回外交で訪れる国に日本を選んだ理由に言及。昨年11月の天皇、皇后両陛下の訪印や、1月に安倍首相が日本の首相として初めてインドの「共和国記念日」の式典に出席したことを挙げ、「日本とインドの交流の現状は非常にいい状態にある」と語った。

 

茶の湯でもてなし モディ首相は正座も

 安倍晋三首相は1日、インドのモディ首相を都内の茶道表千家の稽古場に招待し、茶席でもてなした。安倍首相から「茶道には表千家や裏千家がある」などと基本的な説明を受けたモディ首相は両手で茶碗を回す伝統の作法を披露。抹茶を飲み干した後は「イッツ・オーケー」と語るなど、満足した様子だった。

 茶席での懇親は首脳会談に先立ち開かれた。畳の上に正座しようとするモディ首相に、安倍首相が「大丈夫ですか?」と気遣う場面も。モディ首相は「ヨガをやっているので(大丈夫だ)」と答え、周囲の笑いを誘った。

               (日本経済新聞 92日 朝刊4面より)

 

上記の記事から分かるように、先日、インドのモディ首相の来日、日印首脳会談が話題になりました。

現代では、グローバルやボーダーレスといった言葉は当たり前となり、国家だけではなく企業間でもグローバル意識が高まっています。

海外を視野にいれたビジネスを行う場合、「異文化適応能力」が重要となってきます。異文化適応能力とは、ビジネス・コミュニケーションにおいて、英語力を前提とし、交渉相手の文化・商習慣・契約の考え方の違いなどを理解できる能力を指します。

ではここで、日本人のビジネス基礎能力を構成する各能力の点数を見てみましょう。下記にある2つのグラフをご覧ください。

 


1










図1


2









図2

 図1のグラフから、日本人は、ビジネス基礎能力において異文化適応能力が大きく不足していることが考えられます。その差は、他の能力と比較しても明らかです。

 異文化適応能力を向上させるには、まず語学力を磨くことが前提としてあります。この結果はTOEICの平均点にも表れています。グローバル社会の中で今後、経営のトップを目指すなら、730点以上のスコアを目指さなければなりません。しかし、現状でその点数に達している人数は4分の1程度です。(図2より)

 

 異文化適応能力は語学力の他にも必要なことがあります。それは、前述した通り相手国の文化や習慣の認識・理解です。

英語の教科書を片手に持つのもよいですが、それと同時に、海外の文化・歴史・伝統・社会・宗教・戦争・教育等についての知識を深めましょう。実際に様々な国に足を運んでみるのもいいでしょう。将来、自分がその土地で英語を使いこなし、ビジネスで活躍している様子をイメージしてみるのもいいかもしれません。

 

また、様々な文化を学び、多面的な視点や考えを取り入れることで、改めて自身の姿の把握・認識ができます。これは、企業の活動がより広がり、深まることに繋がるのではないでしょうか。

 

交渉相手と取引等を行う上では、信頼関係が必要です。win-winといった相互が満足する内容でなければ、グローバル社会で本領発揮することは難しいでしょう。人間間、企業間の円滑な関係性を構築するには、生活・文化の違いを越えて理解し合うことが根底にあるのかもしれません。

 

 

 

※データ標本数:11719

※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。

 

(執筆者:柏木)

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藤田 聰mvajnet at 00:00│コメント(0)トラックバック(0)

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