2015年11月09日

市場価値データバンク

 

市場価値データバンクは、15050万人以上の方が受検された市場価値測定テストのデータをもとに、日本経済新聞などの記事と紐付けして、業種・職種を越えて、企業の人材のビジネス能力をレポートしたものです。

 

市場価値測定テスト市場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております。(各能力については100点満点)現在、簡易版を含め、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして、日本を代表するリーディングカンパニーを中心に高い評価を得ております。

 

MVAに関する説明はこちら

http://www.v-change.co.jp/mvajtest/index.html

 

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今日のトピックは、

~好奇心や冒険心はビジネス能力を向上させる原動力となる~

 

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好奇心に従い転職に(みずほ証券 上野泰也氏)

 ■みずほ証券の上野泰也氏(52)は1986年、会計検査院のキャリア官僚として社会人生活をスタートした。

 “大学では教員免許も取得していましたが、大学3年の時、学内の掲示板でたまたま国家公務員試験の案内を見つけ、説明会が終わる頃には受検を決めていました。父親が検事で公務員は身近な存在でした。”

 ■入庁後は建設省(現国土交通省)の検査を担当する部署に配属された。

 “雑用から始まったので地味でしたね。毎日段ボール箱で送られてくる膨大な証拠書類を台車で倉庫まで運ぶのが役目でした。それでも工事現場に出向いて施工の状況をチェックすることもあれば、法律論を戦わせることもあり、奥が深い仕事でした。”

 ■88年に富士銀行(現みずほ銀行)に転職、マーケットの世界に足を踏み入れた。

 “沢田研二さん主演の「ザ・ディーラー」というテレビドラマを見て、マーケットに興味を持ったのがきっかけです。87年にブラックマンデーが起きて新聞にもマーケットの記事が増えてきました。この世界に公務員とは対照的なダイナミズムを感じました。相談せずに決めたので親は後から知って驚いていました。富士銀行での最初の仕事は為替ディーラーでした。トイレに行く時間もないほどきつい仕事で辞めようと考えたこともありましたが、慣れてくると楽しくなりました。その後、希望していた調査班に異動し、エコノミストとしてのスタートラインに立ちました。こんなに長く続くとは想像していませんでしたが、天職だとは思いましたね。”

 

“ここまでのキャリアで最大の原動力になったのは好奇心です。興味あることが見つかったらとりあえず食いついてみる姿勢が大事です。そして、いろんな重圧を共有できる心の許せる友人がいれば、よりよい仕事人生になるのではないでしょうか。”
 (日本経済新聞 1027日 朝刊27面より抜粋・編集)

 

この記事で、上野泰也氏は『キャリアで最大の原動力となったのは好奇心です。』とコメントしています。弊社でも好奇心や冒険心というものは、ビジネスパーソンにとって重要であるものだと考えています。それは、弊社の開発する市場価値測定テストの結果からも明らかになっています。

 

まずは、以下のグラフをご覧ください。

グラフ1









 上記のグラフを見ると、ベンチャーマインドが高いほどビジネス基礎能力の得点が高くなっていることが分かります。ベンチャーマインドとはアントレプレナー度を測定するとともに、起業家を目指していない方でも、会社依存型であるか、自立型であるかを測定するように構成されています。

社会形態が、『帰属社会』から『契約社会』へと変わりつつある今、周囲に依存するのではなく、上野氏のように個人が主体的にアクションを起こしていく姿勢が求められます。そして、このように主体的にアクションされる人はビジネス能力が高く、市場価値が高い人であると言えます。

 

次に以下のグラフをご覧ください。

グラフ2










 上記のグラフは、FC(活動性)とビジネス基礎能力の得点を示したものです。

弊社では、ビジネス基礎能力だけでなく、性格特性も測定しています。性格特性はエゴグラムの5つの要素を使用しており、FC(活動性)はその要素の1つです。

 FC(活動性)は、奔放な子供の要素であり、これが高い人は活動的で好奇心旺盛な人で、創造性に優れている人と言われています。上野氏がおっしゃっていた『好奇心』を測定している項目だと言えます。

 

 グラフの結果からも分かるように、FC(活動性)が高いほどビジネス基礎能力も高くなっており、好奇心がビジネスにおいて重要であることを示しています。

 

 ただし、『好奇心』があるものの、『アクションを起こさない人(行動しない人)』が昨今増えています。今後の社会は、グローバル化や女性雇用の推進など、ダイバーシティ(多様性)がより重視され、競争も激しくなります。『アクション起こさない人(行動しない人)』は、その競争に敗れてしまいます。

 

 『好奇心』を持ったなら、まずはアクションを起こしてください。それがたとえ失敗したとしても、そこから新たな「気づき」を得られ、自身の成長に繋がるはずです。

 

『好奇心はいつだって新しい道を教えてくれる。』-ウォルト・ディズニーも好奇心に関してこのように述べています。

 

みなさんの好奇心はなんでしょうか?

その好奇心を原動力にビジネス基礎能力を向上させましょう!

 

 

 

※データ標本数:12536

※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。

 

(執筆者:上野)

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藤田 聰mvajnet at 00:00│コメント(0)トラックバック(0)市場価値データバンク │

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