2016年01月11日

市場価値データバンク

 

市場価値データバンクは、15050万人以上の方が受検された市場価値測定テストのデータをもとに、日本経済新聞などの記事と紐付けして、業種・職種を越えて、企業の人材のビジネス能力をレポートしたものです。

 

市場価値測定テスト市場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております。(各能力については100点満点)現在、簡易版を含め、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして、日本を代表するリーディングカンパニーを中心に高い評価を得ております。

 

MVAに関する説明はこちら

http://www.v-change.co.jp/mvajtest/index.html

 

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今日のトピックは、

~バリュー(価値観)を保有することの意味~

 

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まず「捨てる」 集中力増した (「ミニマリスト」佐々木典士さん)

 ミニマリストとはモノを必要最小限に減らす「最小限主義者」のこと。ワニブックスの編集者で「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」の著書でもあるミニマリストの佐々木典士さんは、物を捨てることで仕事にメリットがあったという。

 「かつてはモノがあふれ、心がモヤモヤしていた」と佐々木さん。気分が晴れないため、出社してもエンジンがかかるまで1時間ほどネットサーフィンすることもざらだった。“身軽”になった現在は「頭がスッキリして集中力が増した」ため、出社後にすぐに仕事に着手できるようになった。

 捨てたことで気付いたのは「モノはあるだけで仕事を邪魔する“ノイズ”を出している」こと。「未処理の書類は最悪で、まだ終えていないと自覚させられる」。そうしたネガティブな雑念が邪魔をして作業に集中できなかったと振り返る。

 捨てて何が変わったかといえば、頭がいつもクリアでアイデアが出やすくなったことだ。効率や時間の意識が高まり、メールや請求書の処理などはその都度やらずに時間を決めてまとめてやるようになった。

 「結局、自分をコントロールしている感覚が気持ちいい」と佐々木さん。仕事をきちんとできていると思えるから自分を好きになる。すると、「仕事に対してやる気が湧いてくる」という。
(日本経済新聞 1222日 朝刊29面より抜粋・編集)

 

 上記の記事に登場する佐々木さんは、「モノを必要最小限に減らす」という自分なりの考え・価値観を持っています。その考えを持っているからこそ、仕事の効率性の向上につながったと言えます。

 弊社では、このような自分の考え・価値観を持っているのかを「パーソナルバリュー保有能力」と定義しています。これを明確にできていることで、強い意志力を身につけ、逆境でも踏ん張ることができます。

 つまり、「パーソナルバリュー保有能力」が高いほど、「メンタルマネジメント能力」が高くなると考えられます。ここで言う「メンタルマネジメント能力」とは、ストレスに上手に対処し、どんな状況でも平静を保ち、冷静な意思決定ができる能力のことを指します。生産性が落ちないように、体だけでなく心の健康を保つ能力は、これから先重視されてくるので大変重要な能力です。

 では、実際に「パーソナルバリュー保有能力」と「メンタルマネジメント能力」の間にどのような関係があるのか見てみましょう。横軸に「パーソナルバリュー保有能力(100点満点)」を、縦軸に「メンタルマネジメント能力(100点満点)」をとります。

 


画像1
 

 







 上記のグラフのように、「パーソナルバリュー保有能力」が高いほど、「メンタルマネジメント能力」が高くなっていることが分かります。特に、「パーソナルバリュー保有能力」が80点以上の人の「メンタルマネジメント能力」の平均は約80点で、優秀なビジネスパーソンに近い非常に良い数値となっています。自分の考え・価値観を知っていることがメンタルに大きな影響を与えていると言えます。

 では、もう一つグラフを見てみましょう。横軸に「パーソナルバリュー保有能力(100点満点)」を、縦軸に「ストレス度(30点満点)」をとります。

 


画像2

 








 上記のグラフを見ると、0-9点のゾーンを除き、「パーソナルバリュー保有能力」が高いほど、「ストレス度」が低くなっていることが分かります。ストレスは無ければ良いというわけではなく、適度なストレス状態が望ましいのです。10点を超えるとややストレスを感じていると言えるので、「パーソナルバリュー保有能力」が30点未満の人は気を付けなければなりません。「パーソナルバリュー保有能力」が60点以上を超える人の平均はストレス度が56点程度で、適度なストレス状態と言えます。やはり、バリューはストレス度にも大きな影響を与え得るということです。

 

 しかし、バリューは保有していればいいというわけでもありません。バリューを基に行動する・実行し、それを習慣化することが非常に重要なのです。

 実際に、佐々木さんは「モノを必要最小限に減らす」という自身の価値観を実行し、習慣化しています。そうすることで、「感覚が気持ちいい」「仕事に対してやる気が湧いてくる」という感情が出てくるのです。

 

 皆さんのバリューは何でしょうか?

バリューは自分が認識できていなければ保有していることにはなりません。

自分の過去の経験やこれからなりたい将来像などから自分のバリューを再確認してみるのはいかがでしょうか?

 

そして、そのバリューを基に行動し、習慣化することを心掛けてください。

 

 

 

※データ標本数:12640

※このデータは標本より一部を抽出したものです。あくまで参考値としてご覧ください。

 

(執筆者:上野)

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藤田 聰mvajnet at 00:00│コメント(0)トラックバック(0)

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