理想の組織を目指して

2010年10月06日

弊社は今秋から新サービス「Synergy-X(シナジークロッシング)」を本格的にスタートさせます。この新サービスの体験セミナーを7月から計8回、東京国際フォーラムにて行ってきました。929日体験セミナーの最終回を迎えました。

 

本日は弊社の新サービス「Synergy-X」の紹介も交えP9290001ながら、体験セミナーの様子をご報告いたします。

 

・セミナー参加の前に

お申し込みを頂いた企業の参加者様には事前に、弊社の能力測定ツールである「*統合型市場価値測定プログラム」を受検していただき、参加者の能力データを可視化します。そのデータをもとに、より相乗効果(シナジー)が生れるような最適なグループ編成を行います。

*「統合型市場価値測定プログラム」は1998年にリリースして以来、30万人を超えるビジネスパーソンの能力を可視化してきた実績の高い人材評価ツールです。

・いよいよ体験セミナー

新サービス「Synergy-X」の新しいところはオープン参加型による2つの他流試合を行うところにあります。一つ目は事前テストを用いたデータ上の他流試合。もう一つはオープン参加による肌感覚での他流試合です。P9290083

まず、弊社代表の藤田よりご挨拶と現状認識を踏まえたリーダーの在り方や新サービスの説明を行い、その後グループでお互いに自己紹介をしました。一人2分を目安にとお伝えしたのですが、…みなさん話が弾んで3分は軽く超えていましたね。

 

続いて事前に受検されたテストデータの返却とフィードバックを行いました。皆さん自分の能力レベルや性格タイプやストレス値や推定年収を見て様々な反応をされていました。写真1

そしてシナジーが最も生れるグループワーク。今回はダイジェスト版ということでわかりやすい「体力・健康維持管理能力」について、習慣や心がけていることなどをディスカッションしていただきました。健康維持管理能力が低く測定された人は高い人から学び、高い人は他者の習慣から新たな気づきを得ていたようです。どのグループも明るく楽しそうにディスカッションしていました。

 

・最後に各グループからの発表。

写真2シナジーはグループ内からだけでなく、グループの外の人からも生まれます。グループによって盛り上がるポイントなどが異なり、新しい発見にあふれていたようです。

 

・セミナーを終えて

今回はダイジェストでしたが、本格スタートする「Synergy-X」ではもっと多くの時間をディスカッションしていただき、能力比較や性格比較、価値観なども話し合っていただく予定です。写真3

今回の体験セミナーを通じて参加者の皆さまにはこのセミナーの新しさと効果を実感していただけたのではないでしょうか。セミナー後に名刺交換をする参加者の方も多くみられ、新しい出会いの場としても活用いただけたようです。

今後本格スタートした後も、体験セミナーに参加していただいた皆様とお会いできると確信しておりますし、新規のお客様も多数参加していただけるようです。

体験セミナーの参加アンケートでは参加した皆さまから大変ご好評を頂き、既に多くの申し込みをいただいております。今後参加していただく企業様にも満足いただけると確信しながら、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

 

この記事をご覧になって、オープン参加型 能力・キャリア開発研修「Synergy-X」や「統合型市場価値測定プログラム」に興味をもたれた方は、下記のメールアドレスまでお問い合わせください。

 

お問合せ先:

info@v-change.co.jp (株式会社 企業変革創造宛)

Tel03-5424-1317

 

オープン参加型 能力・キャリア開発研修「Synergy-X」ご紹介ページURL

http://www.v-change.co.jp/synergy-x/index.html

藤田 聰mvajnet at 20:33│コメント(0)トラックバック(0)

2010年09月02日

前号#003の「アイデア・シナジー」の導入により、弊社では社員一人一人の持つアイデアを他メンバーと共有できるようになりました。さらにプロジェクトの生産性を上げるために、新たな取り組み「クロスレビュー」を始めました。

 

それは「提案書・プレゼン資料など、発表物8割型仕上がった時点で、他メンバー2人以上に見せ、レビューを求める」というものです。差し迫った仕事がある時以外、その日に出勤している社員は全員集まり、上司のレビューを控えた社員の提案書やプレゼン資料を事前チェックし、忌憚のない意見を述べます。

 

この「クロスレビュー」には、2つの重要なポイントがあります。

 

(1)なぜ「8割仕上がった時点」なのか?

「仕事の2:8の法則」として「最初の8割が2割、後の2割の詰めが8割の効果を上げる」というものがあります。クロスレビューでは、まさにその8割の効果を上げる最後の2割を作り上げる前に、他者の視点からチェックが入ります。まだ資料が5割ほどの完成度で、中途半端で具体的アドバイスができない段階でもなく、完成してしまって修正のしようがない段階でもない、ちょうど良い段階なのです。なお、「8割」は量的な問題ではなく、本人が「だいたいできあがったかな」と感じた時点を基準としています。

 

(2)なぜ「他社員2人以上」なのか?

途中経過をチェックしてもらうことが重要なのはわかったが、別に他社員に見せなくとも、プロジェクトの上司だけに見せればそれでいいじゃないか、と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、上司と社員の一対一だと、知らず知らずのうちにお互いの「暗黙の了解」ができてしまい、重要な点が見落とされてしまう危険性があります。2人以上の社員からチェックされることにより、多様な視点を得ることができ、多くの人に理解され、支持される提案が作れるのです。

 

また、この「クロスレビュー」には、3つのメリットがあります。

 
(1)時間コストの削減

他の人から多くの視点を取り入れることによって、プレゼンがより精緻で、説得力のあるものに仕上がります。また細かなモレやミスもチェックできるため、資料の精度が上がります。


(2)尻込み防止・イメージ共有の促進

せっかくよいアイデアを思いついたとしても、「このアイデアはどうせ上司に却下されてしまうだろう、提案するだけ無駄だ」と尻込みすることはありませんか。クロスレビューでは、相手は自分と同じ職位。気にせずにアイデアを出すことができます。一見するとくすんでいるアイデアの原石が、他者によって磨かれ、大きな成果を生むことができるのです。


(3)プロジェクトスタートの円滑化

もし社員が提案したものがプロジェクトされた場合、そのプロジェクトが「どのような経緯で作られていたのか」「途中経過はどうだったのか」を他社員も前もって把握することができます。根本を知っているため、プロジェクトを実際に導入する際に、社員の「巻き込み力」を強化することができます。

 

どんな仕事も、複数人から、途中のフェーズでチェックが入ることにより、結果的に生産性が上がるのです。

(リサーチャー CM



藤田 聰mvajnet at 18:12│コメント(0)トラックバック(0)
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