リーダー
2011年08月22日
市場価値データバンク
市場価値データバンクは、150社50万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。
※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は50万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして高い評価を得ております。
MVAに関する説明はこちら
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今週のトピックは、
~若い世代はビジョンを描けるか?~
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政治・経済・社会が不安定な現代社会で、この先の日本を背負っていく若い世代は日本を明るい国へと導くことができるのでしょうか?今回は若い世代のリーダーシップの現状にスポットを当ててみましょう。
最近リーダーに求められる資質として「ビジョン」の重要性を挙げています。我々だけでなく、多くの著書や講演などで「ビジョン」という言葉は使われるようになり重要性も強調されています。
成長こそ唯一の解 ビル・グロス氏(米ピムコ最高投資責任者)
債務危機をきっかけに、財政悪化を招いた政治の弱さが世界中で問われている。
政治家を選ぶ人々が、どんな政策がいいのかの意見を固められないでいる。不透明な経済が背景だ。世界景気が悪化しているのに財政を均衡させているのがいいのかどうか、専門家の間ですら意見が分かれている。
こんなときに必要なのは、ビジョンを示して引っ張っていく指導者だ。米国だと大恐慌の1930年代にはルーズベルト大統領が、80年代にはレーガン大統領がいた。英国のサッチャー元首相にも指導力があった。
日本も同じだ。日本の政治家といえば、慎重という印象がある。勇気を持ち、大胆な決断を下せるリーダーが必要だ。
(8月13日日本経済新聞朝刊1面「新しい日本へ」より抜粋)
ビジョンは心のエンジンです。ビジョンは個人・組織の「目指すべき理想像・目的地」です。組織やチームを導くにはリーダーになる人材が自らビジョンを描き、メンバーに示し共有しなければなりません。ビジョンなくして走ることは、暗闇の中でもがく事に等しいと言えるでしょう。
では、次の時代の日本を背負っていく若い世代はビジョンを描く力を持っているのでしょうか?年代別にビジョン概念化能力の平均スコアを比較してみましょう。
意外にも、20代の受検者の平均スコアが最も高いという結果になりました。
このような結果になった原因を筆者なりに考察してみると、時代背景など育った時の環境が要因ではないかと考えられます。高度成長の時代では、「欧米に追いつけ追い越せ」という言葉があったように、豊かな欧米というわかりやすい目標がありました。この世代の人々はビジョンを自ら描くというよりも会社や国の目標が個人のビジョンと同化していたのではないでしょうか。一方で若い世代が育った環境は「先進国日本」としての環境でした。アメリカの最強神話は崩れ、バブルも崩壊し、人生の選択肢が多様化していく、いわば個人がビジョンを描く必要性に迫られながら育ってきたのかもしれません。
しかし、若い人が皆ビジョンを描く力をもった人材というわけではありません。
このサンプルは全ての日本人から抽出できているわけではありません。自分の能力を知りたい・伸ばしたいと思う人が受検してきたデータの蓄積なのです。つまり20代のうちから自分の市場価値を知り、それを伸ばしていこうという人はかなり意識の高い人です。
さらに、年間の受検者総合スコアは毎年下降傾向にあります。若い世代の受検者が一部であるという点、全体として下がっているという点を考えると若い世代のビジョンを策定する能力は“二極分化”していると考えられます。
弊社は「市場価値測定テスト」を用いた事業を行っています。より多くの若い世代にテストを普及させ、次世代の底上げにも貢献していきたいと考えております。
尚、サンプル数は各世代約3000サンプルを無作為抽出しました。
※このデータは標本より抽出したものですので、あくまで参考値としてご覧ください。
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2011年03月14日
市場価値データバンク
市場価値データバンクは、150社30万人以上の方が受検された市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。
※市場価値測定テスト
市場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点満点)。現在、MVAをご利用になられた方は30万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして高い評価を得ております。
MVAに関する説明はこちら
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今週のトピックは、
~ベテラン社員の課題とは?~
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少子化の進展により今後の労働力人口の減少が危惧されはじめており、優秀な人材を確保するために高齢の社員を雇用する企業も増えてきています。総務省の調査によると、今から約20年後の2030年には、労働力人口は高齢者の労働参加が進む場合は進まない場合に比べ約2倍も多くなると予想されています。(日本経済新聞 2011年3月9日11面 要約)
では、高齢の社員は企業にどういった面での貢献が期待されるのでしょうか?ベテラン社員とされる50代以上と若手・中堅社員とされる40代以下に分け、ビジネス基礎能力を項目別に比較してみました。