論理力
2011年02月14日
市場価値データバンク
市場価値データバンクは、150社30万人以上の方が受検された
市場価値測定テスト(MVA)のデータをもとに、各業態・業種・
企業などの人材のビジネス能力をレポートしたものです。
※市場価値測定テスト
市 場価値測定テスト(MVA)とは、独自に開発したセブンレイヤーズモデルに基づいて、ビジネスパーソンの保有するコンピュータースキル、リーダーシップ能 力や性格、適性、体力等の潜在的能力を客観的かつ科学的に数値化するためのテストで、1000点満点のテストとなっております(各能力については100点 満点)。現在、MVAをご利用になられた方は30万人を超え、信頼性の高い人材評価プログラムとして高い評価を得ております。
MVAに関する説明はこちら
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今週のトピックは、
~考える力=仕事力~
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就職氷河期と言われる新卒に代表されるように就職・転職が厳しい時代であるのはご周知のとおりです。このような状況で企業側が求める人材や能力では熱意・ビジョンなどと並んで「論理力・ロジカルシンキング」を求める企業が多く見られます。
弊社の持つ統合型市場価値測定テストの累積データを紐解いていくと、多くの企業が「論理力」を求める訳が見えてきました。
一般的に「論理力がある方が良い」と言われることには何となく頷けますが、実際に論理力を持った人がどれほど高いパフォーマンスを生み出すことができるのか、データを用いて検証してみましょう。
ここでは「考える力=論理性に基づく力」、「仕事力=ビジネス基礎力」であると仮定します。
まず、職位とビジネス基礎力の合計点から見ていきます。
下のグラフをご覧ください。ビジネス基礎力が職位の上昇とともにきれいに相関していることが分かりますね。
続いて、論理性のスコアを見ていきます。
論理性は性格特性の一要素で、置かれた環境によって変化していくものです。与えられた役割や権限の大きさ、意思決定の頻度により、徐々に進化していくものです。
我々の持つデータからこの論理性もまた、職位の上昇とともにおおよそ相関していることが分かりました。
職位が上がるにつれて論理性も上昇していることがお分かり頂けるでしょう。前出のビジネス基礎力と似た形を描いたグラフになっています。このことからビジネス基礎力と論理性がある程度相関していることが分かります。
以上のように論理性が高い人は職位が上がっており、ビジネス基礎力も高いということが表れています。論理的に考える力は仕事力に繋がっているということですね。企業はこのような経験値から、採用段階でも論理性を求めるようにしているのでしょう。
「タイプは伸ばすものではなく、活かすもの」だと我々は考えていますが、上でも述べましたが、論理性に関しては与えられた環境に影響を受けるので、伸ばすことができる特性です。これを機に論理的に考える癖をつけて、あなたの論理性を高めてみてはいかがでしょう。
※このデータは標本より抽出したものですので、あくまで参考値としてご覧ください。
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